当院が考える入れ歯治療について
入れ歯(義歯)を使用するというのは、年寄じみていやだという方は多いと思います。
ですが、考え方を少し変えると、とてもありがたい物ではないでしょうか?
例えば歯が無くなってしまえば、そちらの方が年寄りに見えてしまいます。ところが、入れ歯(義歯)を入れる事により、見た目の若さが増すと言えます。
入れ歯が一番敬遠されるのは邪魔な感じがあるからと思われます。でも案外慣れると予想したほどでもなく比較的快適に使用できるものなのです。そして慣れると逆に入れ歯なしではむしろ調子が悪いということになったりするほどです。
近視や遠視の人のメガネをかけないでいるのと似ていて、なくても特に不便を感じないのですが、ひとたびそれをかけるとあっと驚くように見え、新しい世界を発見してそれまで不自由であったことに気が付くことがあります。
入れ歯をいれることによって今までの噛めない不自由さに驚き、入れ歯ってありがたいものだと感謝できるものなのです。
保険の入れ歯について
部分入れ歯
数本の歯が抜けてしまったときに、残っている歯に「クラスプ」という金属のバネを引っかけて、歯を補う方法が保険治療の部分入れ歯です。
歯は左右から揺さぶられる力に弱いので、バネを引っかけられている歯にかかる負担が大きくなり、その歯もいずれ抜けやすくなってしまいます。
総入れ歯
歯がとうとう一本もなくなってしまったら、総入れ歯を入れることになります。
保険治療の場合は、プラスチック製の総入れ歯しかありませんが、保険外(自費)の総入れ歯にはいろいろなタイプがあります。
保険のプラスチック製の入れ歯は、違和感が強かったり、しゃべりにくい、食べにくい、外れやすいと言われています。
噛む能力は天然の歯の20%くらいで、かたいものはほとんど食べられないという方が多いです。
自費の入れ歯について
噛むという、歯本来の機能の他に、見た目の美しさにもこだわる患者さまが最近では増えてきました。きちんと噛めて、見た目もきれいでいようとする患者さまは、確かに心身ともに若い印象があります。
入れ歯が気になって笑えない、友達と旅行や食事に行けない、いつも違和感があってつらいなど、人には言いづらい悩みをあなたも抱えているかもしれません。
保険の治療では限界がありますが、保険外(自費)の治療であれば、機能性が高く、見た目も自然できれいな入れ歯を作ることができます。
自費入れ歯の料金について
素材名 | 料金(税込) |
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アタッチメント義歯 | 27,500 |
金属床義歯 | 110,000~ |
ノンクラスプ義歯 | 88,000~ |
入れ歯の定期検診
体調が変化するように、口のなかの状態もつねに変化しています。
入れ歯を長持ちさせ、気持ちよく使い続けるには、定期的に診察を受け、きちんと調整することがとても大切です。
入れ歯の調子が悪いときはもちろんですが、調子がよいときでも3~6か月に1度は受診し、入れ歯の具合をチェックしてください。
入れ歯の具合が悪くなるのには、さまざまな原因がからみあっていることが多く、悪いときだけを見たのでは、すぐにその原因がわからない場合があります。原因の究明や処置に時間がかかってしまったとき、一番大変なのは「あなた自身」です。
やまもと歯科医院は、患者さまの疑問や要望に誠実に応え、納得できるまで入れ歯を調整します。
歯科医師、スタッフともに、いつも患者さまの「入れ歯生活」を応援します。